2026/09/23 12:00
アース・ウインド&ファイアーとのヘッドライン・ツアーで複数公演を延期していたライオネル・リッチーが、心房細動を治療するための処置を受けたことを明かした。
「医師からは、すべて完璧に終わったと聞いています。ライオネルは元気にしていますが、しばらく休養し、近いうちにステージへ戻る予定です」とリッチーの代理人は米ビルボードに声明を寄せた。
心房細動は、不規則な心拍を引き起こす不整脈の一種で、血液を効率的に送り出せなくなることで、めまいや疲労感などの症状が現れることがある。一般的な治療法にはカテーテル・アブレーションやペースメーカーなどがある。今回、リッチーが具体的にどのような治療を受けたのか、また処置がいつ行われたのかは明らかになっていない。代理人はこれ以上の詳細についてコメントを控えている。
リッチーは、現地時間6月24日に米ミネソタ州セントポールのグランド・カジノ・アリーナでツアーを開始して以来、断続的に心臓の不調を抱えていた。1980年代のヒット曲「Dancin’ on the Ceiling」を披露した際には、観客にフラフラすると伝え、その後ステージ上で座り込んだ。「めまいがしたら、座れ」と冗談交じりに語り、予定にはなかった休憩を取ったものの、最終的にステージへ戻ることはなかった。
その後、医師の指示を受けてシカゴとオハイオ州コロンバスで予定されていた2公演を延期。ツアーに復帰してからは、この出来事を自身のステージ・パフォーマンスにユーモラスに取り入れ、水分補給や電解質飲料を飲むために何度か休憩を挟むようになった。
そして8月29日にセントルイスで公演を行った後、リッチーは、検査を受けるため現地の病院に自ら入院した。米TMZによると、普段はエネルギッシュな公演を行うリッチーだが時折つらそうな様子を見せ、終盤の「All Night Long」では椅子を求めたという。
療養に伴い、リッチーは今後予定されていた3公演をキャンセル。9月26日のサンフランシスコ公演、9月30日のシカゴ公演、10月2日のオハイオ州コロンバス公演が対象となる。後者2公演は、今回の一連の延期を受けての振替日程だった。現在のところ、次に予定されている公演は、10月14日からラスベガスのウィン・ラスベガス内アンコール・シアターでスタートする6公演のレジデンシーとなっている。
なお、リッチーとともにツアーを行っているアース・ウインド&ファイアーのメンバーにも健康上の問題が生じている。ドラマーのジョン・パリスが、8月初旬に心臓発作を起こし、入院していた。
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